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SOLUTION CASE
技術的なこと、材料に関すること、生産に関することなど、実際にご依頼いただいた事案から
解決事例をいくつか掲載しておりますので、是非ご参考にして下さい。
新規の開発に対して、耐熱・強度・難燃性などの成形品の特性を満たす材料を探したい。成形品の製作年月日が古く、図面指定の材料があるかわからない。材料メーカーの統合により材料名が変わってしまい、図面指定の材料が見つからない。指定の材料が現在の環境問題の規格に合っているのか調べてほしい。
お客様の様々なお問い合わせに対し、初期の指定材料は何か?更にそれが現在入手が可能かどうかを調べて同等の材質・特性を持つ相当品を探し対応しました。また、最近は環境問題も厳しくなっている為、 RoHS2 の規格に合っているかをメーカーなどにも確認した上で、モノをつくりました。
唯一あるのは昭和30年代のカスれていたり黒く変化して半分程しか見えない青図面(青焼き図)でした。幸いにも古い金型があったので図面を基に成形し、成形品と図面が一部分でも整合しているかどうかを確認したところ、整合性があったので時間はかかりましたが、なんとかモノをつくることができました。
20個成形できませんか?という少ロットのご依頼でした。その製品の金型を預かり、熱硬化性樹脂の場合、加熱による硬化時間が必要なため、成形サイクルが長く一日の成形数に限りがあり、少ロットの対応も可能でした。
金型が無いけれども、熱硬化性樹脂成形をして欲しいというご依頼でした。まずお客様に頂いた図面の情報を基に、今までの経験を生かして、成形機、金型構造、成形方法、材料の機種・特性等を考慮しました。生き物でもある熱硬化性樹脂成形の難しさに度々直面しましたが、金型を作ることができ、成形を行うことができました。
図面は無いけれども、こんな製品を作って欲しいというご依頼でした。必要とする製品の仮図、金型製作の課題、成形が可能かどうかを考え出し、メモ書き程度のご提案をお客様に行いました。そして、ご提案した内容で進めることになり、成形可能な製品の図面化、図面の修正を重ね製品化までに至りました。
弊社は、「熱硬化性樹脂成形」について、長年の経験に基づく豊富な知見とノウハウを蓄積しております。素朴な疑問からお悩みになっていることなど、技術、開発、購買担当者様の様々なご相談に対応させていただく所存ですので、気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
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